2020年に中国に端を発した新型コロナウイルスは瞬く間に世界中に蔓延し、多くの経済活動がストップしました。
これからはコロナウイルスと共存しながら感染を拡大させないような新しい日常を創っていく事が必要になるでしょう。
同時に、各国、県、市町村、企業のトップのリーダシップ、意思決定の仕方、専門家との連携、国民一人一人の心がけと行動の在り方等、未知なるリスクに対する社会全体の対応力を問われているのだと感じます。
今回のコロナの影響をマイナス面だけを悲観するのではなく、もたらす変化をプラスに転じていくことが求められるのではないでしょうか。 気が付いたところを以下に挙げて見ます。
オンラインでのコミュニケーション、仕事の拡大、リモートワークで場所や時間に拘束されない働き方が増える。
企業はコスト削減ができ社員は通勤負担がなくなるなどメリットが実感されたことは大きく、積極的に導入する企業が増えでしょう。
そうなれば、勤務時間ではなく成果で評価される仕組みになると思われます。 更に、国境を越えた海外人材獲得やホワイトカラーも低い給与でも働く有能な海外の人との競争になります。
今回のテレワークで経験して分かったメリットは色々な規制の枠組みを変えて行くきっかけになります。
又、インバウンドに依存しない地域循環型経済の確立、「集中、依存、拡大、浪費」から「分散、自律、持続、循環」へのパラダイム変換等、企業はこれらの変化を前のSDGs貢献とつなげ、事業のベクトルを合わせる事で次の成長へとつなげることができるはずです